JR福知山線事故で犠牲になられた皆様に心から哀悼の意を表します

木下和哉君を悼む

週明けの月曜日(平成17年4月25日)の朝に兵庫県尼崎市において発生したJR福知山線の脱線事故は、全く予期しない悲しい出来事でした。多くの人命がたちまちのうちに失われたことに、悲しみは増す一方です。

本学ボート部3回生 木下和哉君も、その犠牲者の一人でした。夢と希望に満ち溢れた若者を、このような形で失ったことに、ボート部員・スタッフ一同、悲痛の思いでいっぱいです。

高校時代にラグビーで鍛えられていた木下君は、平成15年4月に入部後、すぐにその才能と素質を発揮し、対校フォアの3番シートをとるまでにそう時間はかかりませんでした。ローイングセンスも良く、今シーズンそして来シーズンと実力をつけていけば、間違いなく全国に通用するローヤーとなるのではないかと思われていた逸材でした。

春合宿の猛練習にも耐え、先日琵琶湖で行われました第58回朝日レガッタにおいても、入賞を果たすべく挑んでいましたが、試合1週間前、偶然あの電車の1両目に乗っていたため、試合に出場することなく、不幸にも帰らぬ人となってしまいました。

これからは、彼がボートに対してもっていた情熱を、部員一同がその胸に刻み込んで、艇に、オールに、しっかりと伝えていくよう、頑張っていきたいと思っています。ボート関係者の皆様には、今後もご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願いいたします。

最後になりましたが、亡くなられた皆様に心から哀悼の意を捧げますとともに、ご遺族の皆様にもお悔やみの気持ちを申し上げたく存じます。

また身体的に、そして精神的に、傷を負われた皆様にも心よりお見舞いを申し上げますとともに、一日も早いご回復をお祈り申し上げます。

近畿大学ボート部一同